蔵元だより　～杜氏からの手紙～

2024/04/19 (Fri) 20:20

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2011/10/29 (Sat) 12:03

昨年に続き、兵庫県加西市のJA兵庫みらい農協を
訪問させていただきました。
10月上旬からの刈取を予定していた圃場も天候不順で
この時期までずれ込んでいる様です。
昨年に比べ稲の生育状態も良く山田錦生産者の
皆さんのご苦労に感謝を致します。

刈取前の圃場に案内して頂きました。
山田錦はワラの部分が一般のお米に比べて長く、
米粒が大きく（稲穂が長い）ので倒伏しやすいので
施肥管理が特に難しいと言われています。

刈取を終えた米はカントリーエレベーターへと運ばれ
一括して乾燥・籾スリが行われます。
夕方遅くまで搬入を受け付けています。
この時期は２４時間体制で玄米処理を行っています。

搬入を待つ車の列と、籾の投入風景

搬入されたフレコン（袋）ことにサンプルを取り、
水分や品質検査を行う為全てを調湿保存します。

カントリーエレベーターの制御室です。
機械の運転や乾燥状態が一目で解ります。

JA兵庫みらいは山田錦を全国各地に出荷しています。
そして、出来上がったお酒の消費拡大を
目指して職員自ら清酒メーカーに研修へ出向き
酒造りの知識を学びながら
清酒アドバイザーとして活躍をされています。
お話を伺いながら、我々以上に
お酒を愛する気持ちに感動いたしました。

×Trackback() ×Comment(0)　 ↑TopPage