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八鹿酒造の酒造りや、酒蔵の風景をお伝えします。
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社内では数日前から大吟醸の上槽(お酒を搾る事)を
間近に控え、蔵があわただしくなって来ました。
留仕込から31日目でようやく最初の1本が上がります。
 
DSCF8208.jpg

2月19日に一本目の大吟醸を上槽しました。
この日は八鹿の酒造りの大先輩である近藤名誉杜氏にも
おいで願い、酒の出来栄えを見て頂きました。
他の部署からの応援を受け、日頃の倍以上の人員で上槽を行います。

DSCF8205.jpg

サラシの袋にモロミを入れるところです。

DSCF8207.jpg

社長もタンクに上がって作業を確認しています。
1本の上槽にかかる時間は10分、
しぼる為の酒袋は全部で26枚使用します。
タンクに吊り、力を加えず、自然にしたたる雫を取る、
大変貴重なお酒です。

DSCF8192.jpg

作業を始める前の社長・名誉杜氏との記念撮影。
残る1本は明日の上槽予定です。

3月は、このお酒を持って研究会や鑑評会への出品に忙しくなります。
全国新酒鑑評会の結果は5月下旬に発表です。
良い知らせを皆さんにお伝え出来ればと思っています。
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全国新酒鑑評会へ出品する大吟醸酒の造りで
酒蔵全体が緊張した雰囲気に包まれています。

今回のブログでは、日頃お見せすることが出来ない
造りの様子と、八鹿の蔵人をご紹介いたします。


hukutouuji.jpg
後藤副杜氏・・・蔵人30年のベテラン経験者です。
室蓋(むろふた)麹は、どの蔵も今ではあまり見ることのない
作業風景となりました。

higumasan.jpg
麹造りの作業の中で、一番手間のかかる室蓋麹。
写真の日隈君は昨年から麹室の作業担当です。
木材の加工が上手く、道具の修理もお願いしている
とても頑張り屋の頼もしい蔵人です。

nakakiguchi.jpg
高温糖化酒母の検温中です。
木口さん(左)は釜屋(蒸し担当)です。
中原君(右)は今期の造りから、
洗米や仕込み全般を担当しています。

sagyouhuukei.jpg
35%精米の山田錦の洗米風景。
10℃の水で2分間手洗いをした後、
限定吸水を行います。
この日は外気温が氷点下8℃と、
この冬一番の寒気が訪れました。

【限定吸水】
水分を制限して、白米に吸収させる操作です。
白米がどれだけ水を吸ったか、重量を計る事で
増加分を吸水率で判断する事が出来ます。

shinnseki.jpg
洗米は第二の精米とも言われ、蒸し上がりの
状態により麹造りやモロミの発酵、
そして酒質などに大きく影響します。
秒単位の限定吸水にはストップウォッチが力強い味方です。

takakkura.jpg
高倉君(右)は今年で蔵人2年目です。
モロミの上槽や濾過を中心に担当しています。

後ろに立って洗米作業を見守っているのが、
大塚統括部長です。
酒造りをはじめ、焼酎・リキュール・詰めの作業まで
の総合責任者です。


八鹿の酒をどんな人間が造っているか。
わかっていただけましたか?

これからも、いつでもどこでも安心して喜んで飲んでいただける
大分の酒“八鹿”を造っていきます!
機会があれば是非一度味わって下さい。




 

寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

“寒造りに相応しい寒さ”と言えますが、
やはり冬場の酒造りはとても過酷です。

年末の寒波が訪れた時に仕込みを終えた、
精米歩合40%の純米大吟醸酒の上槽日を迎えました。
30日間のモロミ日数でしたが、香味の調和が取れた、
まずまずの出来栄えです。

このモロミは、後に
【純米大吟醸 源】へと変身します。

kubituritanku.jpg

tobin.jpg

モロミに圧力をかけずに袋から自然に
染み出した酒を採取します。
数量限定の製造方法です。
ラベルに袋搾り(袋取り)と明記した商品を
目にした時はこの風景を思い出して下さい。

kikisake.jpg

難しい顔で利き酒(テイスティング)をしている
この男性が私です。
酒の出来栄えをチェックしています。
緊張の走る一瞬です。

他の蔵人も紹介したかったのですが、
カメラを向けるとみんな逃げてしまいました。

これから、このブログで蔵人の紹介も少しずつ
していきたいと思います。

せっかく皆様に飲んでいただくお酒なので、
造り手の顔を見ていただき、WEB上ではありますが
姿の見えるお付き合いをと思っている次第です。


どうぞ、御身体ご自愛下さい。


本日紹介した【純米大吟醸酒 源】
興味のある方は下記URLよりご購入いただけます。
是非一度ご賞味下さい。
www.yatsushika-club.com/SHOP/YA010.html


新年、明けましておめでとうございます。

年末年始にかけ日本列島を覆った大寒波の影響で
多くの地方で、雪景色のお正月を
迎えたのではないでしょうか。

ここ、九州の大分県でも私たちの暮らす
玖珠盆地は30年ぶりといえる位の大雪でした。
また、山陰・東北地方の方は、
大雪影響で、様々な被害があった様で、
大変な年明けになってしまった事を、
心よりお見舞い申し上げます。


本年掲載、第一号の写真は
地元の『宝八幡宮』に参拝したものです。

akaitoriishoumen.jpg

参道の入口に立つ、朱塗りの大鳥居。
後ろにそびえるのが、『霊峰宝山』です。

地元の方々が立派なしめ縄と門松を奉納していました。

keidai.jpg

総社 宝八幡宮は今から約千三百年前の
西暦718年、奈良時代(養老二年)に
八幡総本社宇佐神宮より分霊・創建されました。

私の自宅からも近く、数分でこの御宮へ
参拝することができます。

地元を離れ都会で生活する方も、帰省した際には
必ずお参りに行くなど、皆に親しまれている御宮です。

現在、宮司の『甲斐素純』氏が、
この御宮をお守り下さっています。


kinensatuei.jpg
【2011年1月4日(火)年始会】


この日も小雪の舞う中、恒例となった
全社員での記念撮影を行いました。

前列中央に、弊社会長、右に産業医の井上先生。
(画像をクリックすると拡大してご覧になれます。)
どなたか、顔見知りの方はおりますでしょうか?

清酒・焼酎・リキュールをこのメンバーで製造、販売しています。
国内・海外へと、更に八鹿ファンを増やす為、頑張ります!

『安心して喜んで飲んでいただける大分の酒』を
蔵人一同、精一杯醸造して参ります。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

毎年28日は社内の正月飾に使う鏡餅を搗く日です
今年、使用した餅米は30kg(2斗)、
昔ながらの杵と臼を使っての作業です。
若い蔵人の中には未経験の者もいて大変でしたが、
李さんもお手伝い?で参加して見事に搗き終わりました。
mochituki.jpg
mochikone.jpg

omochi.jpg


社内に飾る鏡餅は総数27組、神棚はもちろんですが
醸造機械や瓶詰の機械にも飾り付けします
shokuji.jpg

搗きたての餅を使った手料理?で休憩です
大根おろしや粒アンそれに黄な粉をまぶして色々楽しめます

gaikan.jpg

新年の飾付けが済んだ舟来蔵(売店)の様子
fb78bdb9.jpg

舟来蔵店内の様子です、新春3日から営業を致します
帰省した友人や知人の方とぜひお越し下さい

2010年もあとわずかです、皆さん どうぞ良い年を迎えてください




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プロフィール
HN:
堀 裕幸
年齢:
64
性別:
男性
誕生日:
1959/06/04
職業:
酒造り
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