忍者ブログ
八鹿酒造の酒造りや、酒蔵の風景をお伝えします。
ADMIN | WRITE| RESPONSE
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

山の紅葉も深まり、お酒も熱燗で飲みたくなる様になって来ました。
そこでお酒の消費が増え始めるこの時期、
県下の酒造メーカーでは自社の商品を皆さんに
喜んで飲んでいただけるようにと、
毎年この時期に秋季きき酒研究会と
清酒製造技術講習会が県の酒造組合で行われます。
12b829a1.jpg996f81cf.jpg
審査前の説明会
審査は熊本国税局鑑定官、酒類総合研究所(広島県)、
県産業科学センター、各メーカーの技術者や杜氏の方々
を含め総勢12名で行いました。
8b888564.jpg14f0eec5.jpg
きき酒(審査)風景
各蔵元が皆さんに伝えたい香りや味の特徴
(商品コンセプト)にそったお酒であるか、
酒質に問題点はないか等を評価(審査)します。
出品した蔵元が判別できない様に
商品と審査するお酒は別々にします。
この日は市販酒67点、蔵内酒14点の審査を行いました。
蔵内酒(原酒)はこれから商品となる
貯蔵中のお酒の事を言います。
お酒の熟成具合や酒質の改善点などを評価します。
a00beb84.jpgc3db3923.jpg
この日はテレビ局や新聞取材に多くの方々が来られ、
皆さんの感心の高さに驚きました。
取材に対応する萱島会長(清酒西の関蔵元)の
お話にも熱が入ります。

7fffc136.jpg
組合で事務をされている三輪さん(写真左)と加藤さん。
65ccd985.jpg
懇親会での記念撮影
審査をして頂いた方々に御教授を願える良い機会です。
酒造組合の河野専務(前列左)に幹事を務めて頂きました。

お気に入りのお店を紹介します
b2281ead.jpg
居酒屋 いごっそう
(大分市都町3丁目2-19 西田ビル1F)
TEL 097-537-4292

大分での夜はなぜか此処に足が向いてしまいます。
四国は高知県土佐出身のマスター(大将)と
大分出身のママ(女将?)が
二人で店を切り盛りしています。
坂本竜馬のポスターが貼られた店内は
土佐の郷土料理を始め
大分の食材を使った料理が最高に旨い!
カウンターの後ろには数年前に釣りあげたマスター
自慢のカンパチの魚拓(推定150cm)と
大分トリニータの選手の写真とサインが
所狭しと貼ってあります。
当然、トリニータファンの集まる場所としても有名です。
ママの写真をお願いしましたが右隅に隠れてしまい
皆さんに紹介出来ませんでした。
都町で飲む機会があれば一度は立ち寄ってみて下さい。
 
PR
昨年に続き、兵庫県加西市のJA兵庫みらい農協を
訪問させていただきました。
10月上旬からの刈取を予定していた圃場も天候不順で
この時期までずれ込んでいる様です。
昨年に比べ稲の生育状態も良く山田錦生産者の
皆さんのご苦労に感謝を致します。
54a96ed9.jpga6619d1d.jpg
刈取前の圃場に案内して頂きました。
山田錦はワラの部分が一般のお米に比べて長く、
米粒が大きく(稲穂が長い)ので倒伏しやすいので
施肥管理が特に難しいと言われています。
f0a3f682.jpga78264fe.jpg
刈取を終えた米はカントリーエレベーターへと運ばれ
一括して乾燥・籾スリが行われます。
夕方遅くまで搬入を受け付けています。
この時期は24時間体制で玄米処理を行っています。
ebcc1aee.jpg1294bd0c.jpg
搬入を待つ車の列と、籾の投入風景
5544b0cf.jpge756a957.jpg
搬入されたフレコン(袋)ことにサンプルを取り、
水分や品質検査を行う為全てを調湿保存します。
57b86fc5.jpgebefb623.jpg
カントリーエレベーターの制御室です。
機械の運転や乾燥状態が一目で解ります。

JA兵庫みらいは山田錦を全国各地に出荷しています。
そして、出来上がったお酒の消費拡大を
目指して職員自ら清酒メーカーに研修へ出向き
酒造りの知識を学びながら
清酒アドバイザーとして活躍をされています。
お話を伺いながら、我々以上に
お酒を愛する気持ちに感動いたしました。


 
10月も中旬を過ぎて肌寒さを感じるようになって来ました
九重町の山並みも標高の高い飯田高原では
紅葉の気配が見られるようになって来ました。
さて、蔵入りの神事をお伝えして約40日が経ちましたが
無事に今年の新酒が出来上がりました。
暑い日が続く中、蔵内も冷房をかけながら
醪の醗酵を管理するのは大変ですが、
なんとか皆さんに飲んで戴ける
清酒をお届け出来そうです。

新酒が出来れば当然、
酒林も取替を致します。
会社を訪ねた際には
ぜひ蔵人の自信作を御覧になって下さい。

734150ab.jpg2.jpg
酒林の中心です
作り方はいろいろとありますが、
今年はこの方法で作ります。
①下から順番に杉の葉を差し込んでいきます。

f159f688.jpg
②全体に杉の葉をさし終えた後は、
ハサミで丸く仕上げて行きます。

7dac9423.jpgeaa243c2.jpg
10月17日(大安)に会社玄関と舟来蔵(売店)
の入口に吊り下げました。

ちなみに、取替前に一年経った酒林を撮影してみました。
cbf0ae42.jpgfddfeb9d.jpg
画面が暗くて見難いかと思いますが
お酒の熟成する目安には最適です。

9月から10月は春に貯蔵したお酒が夏を越して
熟成を迎えた時期です。
一般に、夏越し、秋上がり、ひやおろし、
と色んな呼び名がありますが
いずれも新酒の時の華やかさや味の荒さが取れ、
香りに深みが現れ、味わいが丸くなる事を云います。

今回の新酒は、
八鹿特別頒布会11月発送分でお届けいたします。
日頃、口に出来ないお酒ですので、是非お楽しみに。






 
9月とは言え、まだまだ日中は30度を越える
暑い日が続いておりますが、
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

ここ、九重町では後2週間ほどで
酒米の刈り取りが始まります。
天候に恵まれ、今年も良い酒米が収穫できそうです。

さて、9月2日に蔵入りの神事を行ないました。
大分県護国神社の小野日高宮司に
お越しいただき、今年一年の無病息災と良酒誕生の
祈願をしていただきました。

kurairishinji1.jpg

kurairishinji2.jpg


会長を囲んでの記念撮影
kurairishinji3.jpg


綺麗に磨き上げられた蔵の中は
気持ちが良いものです。

来年の春、5月までこの蔵の中を
蔵人が走り回ります。

今年も皆さんに美味しい酒を飲んでいただけるよう、
頑張りますのでどうぞご期待ください。

例年より10日以上早い梅雨明けを迎え、毎日暑い日が続きますが、
皆さん、体調に気をつけてガンバッテ下さい。
7月11日、
2年連続全国新酒鑑評会金賞受賞・
5年連続モンドセレクション最高金賞受賞・
それと我が社員の藤田義男さんの瑞宝単光章受章・
祝賀会が行われました。
藤田さん御夫妻は7月1日に
皇居での授章式にも出席をされたばかりです。
a.JPG
写真中央が藤田義男さん、左隣が奥様です
b.JPG
金賞の賞状を手に記念撮影です。
社長の笑顔を久しぶりに見た気がします。
c.JPG
今回、初めて焼酎課のメンバーを紹介いたします。
中央で挨拶をしているのが高橋課長。私の1年先輩です。
麦っ子・なしか・銀座のすずめをこのメンバーで造っています。
d.JPG
今年はモンドセレクション創立50周年を迎えた事と、
5年連続の最高金賞を得たことにより
ヨーロッパの首都ブルッセルでの
授与式に社長御夫妻が招待を受け
直接賞を頂いて来られました。
a1.JPG a2.JPG

a3.JPG a4.JPG

a5.JPG a6.JPG

八鹿の唄を全員で歌って今夜の祝賀会は終了です。
社員みんなの笑顔が今夜の祝賀会の楽しさを物語っています。
来年も必ずこの会を開きますので御期待ください。



カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[02/23 CC]
[06/28 shinobu]
[06/28 CC]
[08/13 egumama]
[07/29 M_KUMAGAE]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
堀 裕幸
年齢:
64
性別:
男性
誕生日:
1959/06/04
職業:
酒造り
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
アクセス解析
アクセス解析
忍者ブログ | [PR]